赤穂民報
飼い主と犬の見事なパフォーマンス(4月11日)
赤穂で初の「ディスクドッグ・チャンピオンシップ」が御崎の赤穂海浜公園で11日まで2日間開催され、東は埼玉から西は熊本まで約400チームが熱戦を繰り広げた。
ディスクドッグは飼い主が投げた円盤を犬がキャッチする距離や動作の正確さを競う。全国各地で年間約60ゲームを開催しているNDA(ナショナル・ディスクドッグ・アソシエーション)が赤穂で初めて公式戦を開いた。
年間チャンピオンを決める6月の「ジャパンカップ」を控え、シーズンは佳境。赤穂大会はジャパンカップへの出場ポイントが得られる“GI”に格付けされ、通常よりも多くのチームがエントリーした。トップクラスのチームは50メートル以上遠くまで飛ばしたディスクを犬がジャンプしてキャッチ。コーギーやプードルなど小型犬の部門もあり、飼い主との息の合ったプレーで会場を沸かせた。
親子で観戦した元沖町の女性(43)は「ディスクを投げる人も、それを捕まえる犬も両方すごいです」と競技に見入っていた。
大会は「ワンDAY! 犬と遊ぶ休日」をテーマに開催。犬の排泄物を始末するごみ袋約3000枚を来場者に配布し、マナー向上を呼びかけた。
NDAの担当者は「大変すばらしい環境で、ぜひ来シーズン以降も会場として使わせてほしい」。同公園も「一般来場者からも好評だったので、前向きに検討したい」と話している。
(トップクラスの犬は1メートル近くジャンプしてスーパーキャッチ)
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