赤穂民報
心が癒された絵本(5月22日)
人生はいつ悲しい出来事に遭遇するかわかりません。
悲しみに打ちひしがれている人に、どのように励ましの言葉をかけても、その人の悲しみは消え去ることはありません。
著者マイケル・ローゼンが、息子を失った悲しみを一冊の絵本につくりあげました。
息子が生まれ、年とともにローソクの本数が増えてきました。しかし突然、最愛の息子は天国に召されました。その過程を語り綴っています。
この絵本を手にして、人は悲しみを何度も体験することによって心が大きく成長するのではないかと思うようになりました。そんな思いを強くする絵本です。
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『悲しい本 SAD BOOK』○作/マイケル・ローゼン○絵/クェンティン・ブレイク○訳/谷川俊太郎○あかね書房
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
(『悲しい本 SAD BOOK』 ○作/マイケル・ローゼン ○絵/クェンティン・ブレイク ○訳/谷川俊太郎 ○あかね書房)
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