赤穂民報

3市町合同で観光活性スタート(5月28日)

 定住自立圏形成の一環として観光客増加の仕掛けを考える企画会議が5月28日、赤穂市役所であった。赤穂、備前、上郡の2市1町から観光に関わる事業所、団体の代表者約40人が集まり、アイデアを出し合った。
 ワークショップと市場調査で隠れた観光資源を発掘し、PR活動やイベントに反映させるのがねらい。各地の観光資源開発を支援している「じゃらんリサーチセンター」客員研究員の佐藤真一さん(43)を進行役に迎え、「旅づくり塾」と題したグループ会議を行った。
 観光活性の題材を思いつく限り挙げ出し、「やりたいこと」「できること」「やらなければならないこと」の3視点で絞り込み。どの参加者にとっても観光活性化への期待は切実で、初対面同士が多いにも関わらず活発な意見交換がみられた。約2時間話し合い、最終的に投票でメーンテーマを「グルメ」に決定した。
 「広域観光は難度が高いが、初回からこれだけ盛り上がり、次回以降が楽しみ」と佐藤さん。鹿久居島でミカン農園を経営する坂口智美さん(42)=日生町寒河=は「2市1町全体の観光活性に発展させたい。グルメなら広がりそう」と今後の成果に期待していた。
 「塩ラーメン」「カキ」など個々のアイテムについて顧客の関心度、期待度などを探るマーケティング調査を6月中に実施。7月から本格的なワークショップを開き、プランを策定する。

(初回から観光活性化について活発な意見が出し合われた「旅づくり塾」)

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