赤穂民報

間伐材で展望やぐら(5月30日)

 西有年の大山峠に地元自治会が3年がかりで作った高さ約7メートルの3階建て展望やぐらがこのほど完成。里山学習で訪れた地元小学生がさっそく上がり、見晴らしを楽しんだ。
 峠一帯には西有年自治会が25年ほど前に植えたヒノキなどの共有林約20ヘクタールがあり、自治会員らが月1回のペースで手入れし、間伐材を遊歩道や管理棟の整備に活用してきた。
 展望やぐらは「子どもたちがより里山に親しめるように」と平成20年2月から少しずつ組み立てた。四隅の主柱には長さ8メートルを越す直径約30センチの部材を使用。階段と手すりを取り付け、子どもにも安全な構造にした。
 枝打ち体験に訪れた有年小3年生児童が一度に10人ほど3階まで上がったが、筋交いで補強したやぐらは揺れもなく安定。子どもたちは「高くてええ眺めやな」と言いながら休憩した。
 本田勝一会長(71)は「子ども会の行事や家族連れのピクニックなどで遊びに来てもらえれば」と話していた。

(地元自治会が間伐材で建築した展望やぐら)

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