赤穂民報
松本サリン被害者の河野さん講演(6月5日)
社会を支える善意の輪を広げようと、「平成22年度赤穂市福祉のつどい」(赤穂市、赤穂市社会福祉協議会主催)が6月12日(土)、市文化会館(ハーモニーホール)で開催。松本サリン事件被害者の河野義行さんが記念講演する。
河野さんは平成6年に長野県松本市で起こった松本サリン事件で警察、マスコミから容疑者扱いされた。その後、犯罪被害者の支援活動を行い、現在はえん罪の悲劇や報道改革の必要性などを訴えるため全国で講演活動を行っている。
講演テーマは「『松本サリン事件』支えられて14年」。手話通訳、要約筆記あり。
なお、講演に先立ち、福祉表彰、福祉活動の実践発表(赤穂東中学校、ふれあいサロン元塩)などがある。
小ホールで午後1時半から。入場無料。表彰されるのは次のみなさん。
〔つつじ賞〕
▽萩原茂さん=昭和53年から月1〜3回、つつじ荘で生け花ボランティアを続けている。木生谷。
〔ふくしの人〕
▽角井義弘さん=平成2年から毎年つつじ荘で入所者に踊りを指導。盆踊り大会の運営にも協力。若草町。
▽ねんりん赤穂=平成9年から毎月第2火曜日に瀬戸内ホームを訪問。入所者といっしょに置物や色紙を作成している。
(「福祉のつどい」で記念講演する河野義行さん)
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