赤穂民報

「はだしで遊べる公園に」芝生を植栽(6月13日)

 子どもたちがはだしで遊べる天然芝グランドを作ろうと、元沖町の御崎第一公園で13日、地元自治会やPTAなどが協力して芝のポット苗約4000株を植栽した。順調に生育すれば9月ごろまでに“緑のじゅうたん”に覆われる。
 公園や学校グランドの芝生化は、鳥取市のNPO法人「グリーンスポーツ鳥取」が提唱し、全国各地に拡大。赤穂市では初の試みで、モデル事業として市が芝生を提供した。
 あいにくの雨天にも関わらず、自治会の呼びかけに大人から子どもまで約150人が雨具を持って参加。公園のほぼ西半分約1000平方メートルに前日掘っておいた縦横各50センチ間隔の穴に5センチ角のポット苗を埋め込み、早く根付くように軽く踏み固めた。
 植えられたのは、成長が早いアメリカ原産のティフトン芝で、素足で歩いてもチクチクしない柔らかさが特長。秋口には冬に繁殖する芝生の種をまき、一年中鮮やかなグリーンを保つという。
 週2回の芝刈りと月1回の散水は地域からボランティアを募って行う予定。元禄橋自治会の濱口義信副会長(61)は「子どもたちが元気に走り回る公園を目指して、みんなで協力して管理していきたい」と話している。

(赤穂市初の芝生化が取り組まれた御崎第一公園)

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