赤穂民報

上海万博で播州赤穂をPR(7月14日)

 海外旅行者の急増が見込まれる中国人を呼び込もうと、赤穂観光協会(寒川信男会長)が万博に沸く上海で3泊4日の観光プロモーションを実施。12日に帰国した。
 ひょうごツーリズム協会の主催。伊丹市、洲本市など県下11自治体の観光協会、商議所など総勢約150人の一行で赤穂からは豆田正明市長、寺田祐三・商議所副会頭など約20人が参加した。団長の井戸敏三知事らとともに銀波荘・女将の成世代々子さんが和服姿で万博会場のステージに登壇し、招致を呼びかけた。
 現地の旅行代理店14社を集めた説明会もあり、直通便が毎日運航の岡山空港を利用する4泊5日モデルプランを中国語パンフレットで説明。上海出身の赤穂義士娘、陳文俐さん(23)が母国語で温泉、夕景など赤穂の魅力をアピールし、担当者の好感を得た。
 日本政府は昨年7月、中国人への個人観光ビザ発給を年収25万元(約325万円)以上の富裕層に限定して解禁。今月から会社での役職や収入を総合的に判断するように条件が緩和され、市場拡大が期待されている。
 赤穂観光協会の山野隆行事務局長(60)は「温泉、海への関心が特に高いと感じた。外国人受け入れを専門とする日本国内の旅行代理店をフォローして誘致につなげたい」と話している。

(井戸敏三知事と並んでPR活動した銀波荘・女将の成世代々子さん=左端=と赤穂義士娘の陳文俐さん=右端=)

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