赤穂民報｜邦楽と茶席で秋の夕べ

赤穂民報

邦楽と茶席で秋の夕べ（9月25日）

　平成２２年赤穂観月会は２５日、中広の市文化会館で開催され、約１４００人がお茶席と邦楽で秋の夕べを楽しんだ。
　赤穂城跡から同会館に会場を移して３年目。正面玄関前の左右に表千家、裏千家の２派がそれぞれ茶席を設け、来場者をもてなした。大ホールでは市文化協会の９団体が詩吟や扇舞、三味線などを披露した。
　午後８時ごろにはきれいな満月が会館の上空に顔を出した。毎年来場しているという加里屋の女性（６２）は「きれいなお月さんが見えてよかった。お茶席も舞台も楽しい時間を過ごせました」と話していた。