赤穂民報

モニター好評、坂越クルーズ(9月29日)

 坂越湾を船で巡るクルージングツアーが28日に実施され、参加者が風光明媚な瀬戸内の景色を楽しんだ。
 観光客をひきつける新企画を開発しようと、「さこし船岡を良くする会」(牟禮宗弘代表)が試験運航。坂越の海鮮料理店「くいどうらく」所有のクルーザー、セントビーナスII世号をチャーターし、モニターに応募した市内外25人が乗船した。
 水揚げ間近のカキ養殖いかだ、国天然記念物の生島などを40分ほどかけて遊覧。やや波が高かったため、当初予定を約3分の2に短縮したコースとなったが、風を切って進む爽快感を満喫した。高齢者大学の友人を誘って参加した神戸市垂水区の森田せえ子さんは「湾曲した海岸線のラインが美しく、生島は神秘的。船の揺れもなく快適でした」と満足そうだった。
 帰港後の昼食は特製の漁師料理。スズキの刺身やイシガニ、コブトエビなどが入った味噌仕立ての「わっぱ汁」など新鮮な魚介類を使った食事が喜ばれた。同会は「新たな観光の柱になりうる手ごたえを感じた。特に夏場の観光客増につながるのでは」と期待を持っている。

(好評だった坂越湾クルージングツアー)

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