赤穂民報
郷土と伝統、誇りの競演(10月24日)
東備西播定住自立圏の文化交流イベント「郷土・伝統芸能まつり〜響きあう、海と里」が24日、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開催。各地の獅子舞、太鼓など10団体が多彩な演舞を披露した。
赤穂義士太鼓保存会の演奏で幕を開け、尾崎・宝専寺の恵比寿大黒舞、上郡町岩木・大避神社の獅子舞などが次々と登場。勇壮な見せ場や子役のかわいい仕草で会場を大いに沸かせた。
赤穂市の姉妹都市、熊本県山鹿市から特別出演した灯籠踊りは頭上に金銀色の灯籠を載せた和装女性がしとやかな舞で観客を魅了。鳥撫荒神社天和獅子舞保存会は高さ20段の山形はしごの頂上で獅子が逆立ちする演目で客席の注目を集めた。
会場の大ホールには約900人が来場した。南野中の自営、中田登茂子さん(62)は「同じ獅子舞でも地区によって違いもあれば似たところもある」と細部まで観賞。「こんなにたくさん一堂に見ることができて楽しかった」と各地が誇る伝統芸能を堪能した様子だった。
(各地の獅子舞や太鼓が競演した「郷土・伝統芸能まつり」)
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