赤穂民報

再登板待つ山積みブロック(11月27日)

 御崎の温泉旅館街を通る市道の舗装工事に伴い、路面材に使われていた大量のブロックが旧御崎小学校跡の市有地に山積みされている。その数およそ8万個。表面にこびりついた砂を削り落とし、再利用される。
 工事区間は田淵記念館から旧御崎小学校跡地までの間の約800メートル。10年ほど前に当時管理者だった県が美観のよいインターロッキング舗装を施した。経年劣化で路面の一部にひずみが目立ち、車両通行時にカタカタと騒音が鳴るように。沿線住民の意見、要望もあり、旅館街に面した区間を除いてアスファルト舗装に戻すことにした。
 撤去したブロックは旅館街区間の敷き直しにリサイクルするため、業者が破損の有無を一つ一つ点検。かなりの労力がかかるが、「新材を購入する場合に比べてコストを約4割削減できる」(市土木課)という。さらに余りが出た場合は市の公共施設で活用する予定。
 工期は来年1月20日までだが、「順調に進めば、年内に完了できそう」(同課)と話している。

(リサイクルするために一時保管されている約8万個のインターロッキング)

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