赤穂民報

今年も「光の天守閣」築城中(11月29日)

 上仮屋の赤穂城跡本丸で義士祭奉賛イベント「天守閣イルミネーション」の電球取り付け作業が行われている。建設足場用の鋼管で組み上げた骨格に豆電球を配線し、夜空に“光の城”を浮かび上がらせる趣向で、赤穂青年会議所(JC・横山淳平理事長、47人)が企画して5年目。昨年に続き地上28メートルの五層建てで、会員らが高所の恐怖と戦いながら配線を進めている。
 天守台を持ちながら、藩の財政事情などで天守閣が築かれなかった赤穂城。「義士たちも夢見た城の姿を現したい」と平成18年に二層天守をイルミネーションで“築城”。翌年以降は一層ずつ高さを増し、昨年ついに五層となった。
 鋼管の組み立ては専門業者に任せたが、予算内に収めるために3万個に及ぶ電球の配線はJCメンバーが手弁当で作業。先月27日と28日の2日間で全体の取り付けを終えた。
 今後は屋根の勾配、窓枠の位置などを微調整。12月13日(月)と14日(日)の午後5時半〜9時に点灯される。

(赤穂城跡本丸で進んでいる「天守閣イルミネーション」の電球取り付け)

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