赤穂民報

新ご当地グルメ「カキ味噌ラーメン」(12月11日)

 地元特産のカキをスープに活かした「赤穂カキ味噌ラーメン」がこのほど登場。市内複数の飲食店が新メニューとして売り出した。早くもテレビや雑誌の取材が入り、新たな赤穂のご当地グルメとして話題を呼びそうだ。
 ブームを仕掛けたのは、赤穂市漁協青壮年部が運営する「海の駅しおさい市場」(上田武司駅長)。「味噌と相性抜群のカキ、ラーメンを組み合わせれば、きっとおいしいに違いない」と考案した。
 味の決め手は特製カキ味噌。ゆでた坂越産カキのむき身に手作りしょうゆ、みりんなど調味料を加えてペースト状になるまでじっくり煮詰め、ブレンド味噌と調合する。100グラム当たりカキ4〜5個分のエキスが凝縮され、鍋物や味噌汁に使えば濃厚な風味を楽しめるという。
 「複数の店が競い合うことで相乗効果を生み出したい」と他店にも特製カキ味噌を提供。ラーメン専門店、ホテルなどが参入を決めた。スープのベースは魚介、牛骨など各店さまざま。麺をうどんに切り替えた“番外メニュー”で勝負する店もある。
 関係者らは「今後も新規参入を積極的に受け付け、播州赤穂塩ラーメンと並ぶ赤穂のご当地ラーメンに育てたい」と意気込んでいる。現在の提供店は次のとおり。
 ▽赤穂ロイヤルホテル=カキ味噌仕立て鍋焼ラーメン(1050円)▽牛骨らぁめん鉄=赤穂カキミソラーメン(850円)▽初音=赤穂カキミソうどん(900円)▽海の駅しおさい市場=カキミソらあめん(500円)▽くいどうらく=カキ味噌鍋焼ラーメン(1260円)▽旬々亭=カキ味噌ラーメン(800円)

(新たなご当地ラーメンを目指す「赤穂カキ味噌ラーメン」)

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