赤穂民報
好天恵まれ、赤穂義士祭に7万人(12月14日)
四十七士が討ち入った日にちなみ、第107回赤穂義士祭が14日開催。前日の雨も上がり、好天の下、約7万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
オープニングの原小太鼓で幕を開けた忠臣蔵パレードは、市内小学校の金管バンドを先頭に義士娘人力道中、参勤交代を再現した大名行列、忠臣蔵名場面の山車などが続いた。
トリを務める「義士行列」の出演者一行は討ち入り装束に身を固め、義士ゆかりの花岳寺と大石神社を参拝してから出発。大石内蔵助役の竹本隆さん(80)=坂越地区連合自治会長=が打ち鳴らす陣太鼓の音に合わせて歩を進めた。最後は駅前通りの本部前で「エイ、エイ、オー」の勝どきを3回唱和し、祭りを締めくくった。
「最後まで陣太鼓を離さずに叩き続けられてよかった」と竹本さん。行列中は厳格だった表情を解きほぐし、大役をやり切った達成感を漂わせた。主税役で出演した赤穂高生徒会長の小川直史さん(17)=木津=は「子どものころから行列を見て『かっこいい』と感じていた。気持ちよかった」と話していた。
パレードの実況は昨年に続き、ラジオでおなじみの浜村淳さん。東映剣会による殺陣上演には大衆演芸で人気の高い都若丸さんが瑤泉院役などで特別出演し、沿道から盛んな声援を浴びていた。
(赤穂城大手門を出発する義士行列)
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