赤穂民報

初春に縁起よい「家族ダイコン」(1月5日)

 尾崎の目木敏明さん(63)と妻晴美さん(61)が4本足のダイコンを本紙に持ってきてくれた。
 中央にある長さ約30センチのダイコンの両脇に半分ほどのサイズが2本。一番大きな分枝が全体を覆うように伸びている。
 昨年9月に種まきして育てた青首ダイコン約50本のうちの1本。収穫した晴美さんは抜きかけてすぐ、枝分かれに気がついた。「途中で折れないように」とゆっくり引き上げると、どの先端も途切れることなく抜き取れた。
 昨年11月、神戸市内に暮らす長男夫婦に第2子となる女の子が生まれたばかり。晴美さんにとっては、大小4本が一本にまとまったダイコンは、まるで親子4人で仲良く暮らす長男家族のように思えた。うれしくなって、趣味の絵手紙をしたためて長男宛てに送った。
 「ダイコンの絵の横に『何かいいことありそうな』と書き添えました」と晴美さん。「家族の和を大切にして明るい家庭を築いてほしい」と子どもと孫の幸せを願っていた。

(ダイコンを手に「まるで幸せな長男家族みたい」と話す目木さん夫妻)

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