赤穂民報

赤穂市のGDP、4年ぶり増も実感乏しく(1月26日)

 兵庫県がこのほど公表した平成21年度市町内GDP速報によると、赤穂市の市町内総生産(物価変動分を除いた実質)が4年ぶりに4・3%アップした。製造業が601億円から680億円に増えた(名目)ことが寄与したとみられるが、その他の分野は軒並みダウンしており、大半の業種にとっては“実感なき経済成長”となった。
 市町内総生産は産業別の各種統計を参考に県内GDPを市町ごとに按分して算出したもの。地域ごとの経済活動状況を知る一指標として用いられる。
 資料によると、赤穂市の21年度実質市内総生産は1848億8100万円で、前年度から76億5300万円増加した。実質経済成長率がプラスとなったのは、県下41市町で赤穂市のほか播磨町(3・2%)、加西市(2・6%)、神河町(0・2%)の4市町のみ。県全体ではマイナス6・7%だった。
 県統計課は「多くの自治体で製造業が不況の影響を受けた中、赤穂市内の企業が比較的堅調だった結果と思われる」と話している。

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