赤穂民報

21年度観光客、前年度から1割減(2月2日)

 平成21年4月からの1年間で赤穂市を訪れた観光客数についてまとめた調査報告書が1日発表された。総入込数は157万8000人で前年度から11・1%減り、19万7000人少なかった。160万人を割り込んだのは7年ぶり。報告をまとめた市観光産業開発振興協議会は「新型インフルエンザの流行で深刻な影響を受けた」としている。
 目的別では、「温泉」(26万9000人、前年度比39・0%減)、「まつり」(15万9000人、同26・7%減)の落ち込みが目立った。形態別では宿泊客は23万9000人で6000人増えたが、日帰り客が133万9000人で20万3000人下回った。
 同協議会は「入浴施設が閉館したこと、その前の年は日曜日に開催した義士祭が平日だったこと、新型インフルで『しおばなまつり』が中止になったことなどが響いた」と分析。「わずかながら宿泊客が増加するなど好材料もある。24年度の入込数200万人達成へ向け、効果的な観光進行の推進を図りたい」としている。
 なお、兵庫県全体の21年度観光客数は前年度比1・1%増の1億3608万人で過去最多だった。

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