赤穂民報

試験運行の一日周遊バスが大好評(4月22日)

 赤穂観光協会(寒川信男会長)が来春実施を予定している市内周遊観光バスの試運行が20日にあり、モニター参加者らが一足早くツアーを楽しんだ。
 同ツアーは、来年4〜6月にJRが行う大型キャンペーンの目的地に兵庫県が選ばれていることから、「全国各地から電車で来られたお客様に快適な市内観光を」と同協会が「義士娘と廻る赤穂周遊義士号」(Aコース)と「国指定名勝『田淵庭園』限定特別鑑賞と会席料理」(Bコース)の2コースを企画。「よりよい内容にするためのヒントを」と試験運行のモニター参加者を募集した。
 初回の20日はAコースに市内外から15人が参加した。
 午前10時にJR播州赤穂駅を出発し坂越の町並み、製塩工場などをボランティアガイドの案内で見学。車中では同行の義士娘が「浅野内匠頭の刃傷事件が起こった場所は?」「討ち入りの総大将は誰?」など赤穂にまつわるクイズを出題し、移動中も参加者を楽しませた。
 ツアー後に集計した参加者アンケートでは「海岸線などの景観が美しく季節を問わず訪れたい」「ガイドがわかりやすかった」などほとんどが好感。「ゆとりのある時間設定を」といった改善要望もあったが、全員がこのツアーを「家族や友人に紹介する」に丸を付けた。
 モニター運行は6月までに両コース合わせて6回実施。両コースともすでに定員に達し、20人以上がキャンセル待ちの状況という。
 観光協会の松田広之事務局長は「申込み数もアンケートも予想以上の結果。Bコースもどんな反応があるか楽しみ」と気をよくしていた。

(義士娘との観光が好評だった一日周遊バスツアー)

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