赤穂民報

「節目の年、粉骨砕身で」市長施政方針(3月2日)

 赤穂市議会の平成23年第1回定例会は1日に開会した。2日には、豆田正明市長(66)が3選後最初の施政方針演説。1時間弱にわたり、新年度の市政運営について基本的な考え方や政策を述べた。
 豆田市長は、選挙時の公約にも掲げた子育て支援、地域活性化、地球温暖化対策を23年度の重点テーマに掲げた。具体的な施策として、中学3年生までの医療費公費負担、工場立地の条件緩和、住宅用太陽光発電システムの設置費補助などを列挙し、「新総合計画が始まり、市制施行60周年を迎える今年は赤穂市にとって大きな節目。“ときめき赤穂”が実感できるまちづくりのため、粉骨砕身努める」と意欲を示した。
 初めて市議会を傍聴したという加里屋の70代男性は「財政状況は厳しい。無駄のない市政を行ってほしい」と要望を話していた。
 定例会の会期は今月29日まで。当初予算、22年度補正予算のほか特別職ボーナスの自主減額率を見直す条例改正など37議案を審議する。各会派が市政について質す代表質問は14日、15日に行われる。

(3選後最初の施政方針を述べた豆田正明市長)

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