赤穂民報

絵本の魅力(3月5日)

 グリム兄弟の童話が「こびととくつや」という絵本になりました。
 この絵本のような童話は、かつて読んだことがあったのであまり興味がわきませんでした。しかし、絵本のページをめくってみて、私のイメージは一変しました。
 こびとがはだかでやってくるなんて思ってもみませんでした。さらに驚いたのは、絵の表現が本当に楽しく、子どもたちの姿がそのまま描かれているということです。
 この絵本に接することで、改めて絵本のすばらしさに深く感動し、よりいっそう絵本の魅力のとりこになりました。
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『こびととくつや』○絵/カトリーン・ブラント○訳/藤本朝巳○平凡社
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。

(『こびととくつや』 ○絵/カトリーン・ブラント ○訳/藤本朝巳 ○平凡社)

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