赤穂民報

【読者の声】市OBは優秀ですか(4月26日)

 4月12日の赤穂民報に、出向をやめた外郭団体に市OBが就職したことについて「天下りではない」とする団体側の言い分が出ていましたが、翌週号の西部診療所「廃止」の記事を読むと納得できません。 確か、市のOBを雇った理由を「優秀な人材だから」としていましたが、本当に市の職員が優秀だったら医師不足で診療所を閉鎖するようなことにならないのではないでしょうか。(「天下り反対」さん)
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赤穂民報より
 優秀かどうかの前に、市職員は「市民のために汗と知恵をしぼる」という立場を忘れてはならないと考えます。
 西部診療所を例にすれば、存続に必要な医師を確保し、働きやすい環境を整備できる職員が「優秀」といえましょう。仮に、それが実現できなかったとしても、存続のために汗と知恵をしぼった職員を評価すべきです。
 しかしながら、赤穂市役所では「存続を住民にあきらめさせる」ことに力を注ぐ職員の方が評価されるようです。
 「もっと恵まれない地域もあるのだから、西部診療所廃止はやむを得ない」というマイナスの思考ではなく、「西部地区より恵まれない地域にも診療所を設置できないか」というプラス発想ができる、いい意味での“型破りな職員”が現れてほしいと期待します。

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