赤穂民報

ないしょのおともだち(4月23日)

 新学期が始まり、新しい友だちができたことでしょう。
 「友だち」ってなんでしょう。人間だけでなく、動物や草花が友だちになることだってあるのです。「そんなバカな!」と言わずに、この絵本を読んでみてください。ねずみと友だちになったマリーのものすごく楽しそうな日々がつづられています。
 私が畑仕事をしていると、一羽のジョウビタキが飛んできます。ひょっとすると、“ないしょの友だち”になっているのかもしれません。野鳥と友だちになることで、どれほど心が癒されることでしょう。
 人生で出会った友だちが、その人の一生を左右することもあります。そんな友だちを持つことの大切さをユーモラスに教えてくれる絵本です。
   * * *
 「ないしょのおともだち」○文/ビバリー・ドノフリオ○絵/バーバラ・マクリントック○訳/福本友美子○ほるぷ出版
   * * *
 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。

( 「ないしょのおともだち」 ○文/ビバリー・ドノフリオ ○絵/バーバラ・マクリントック ○訳/福本友美子 ○ほるぷ出版)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer