赤穂民報

【読者の声】なぜ遅かった? 投票所入場券(4月23日)

 先日の県議選で、投票所に持っていくはがき(投票所入場券)がなかなか来ず、期日前投票に行けませんでした。結局、4月6日に配達されましたが、なぜこんなに遅かったのでしょうか(一市民)
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 赤穂市選管と赤穂郵便局の話では、入場券は告示前日の3月31日午後に郵便局が集荷。大量の郵便物をいくつかのグループに分割して届ける「計画配達」で4月2日、4日、6日の3日間に分けて配達された。また、家族全員分が同じ日に届かない「口割れ」も発生。選管事務局には4日から6日にかけて、問合せや苦情の電話が約200件かかってきたという。
 郵便局は本紙取材に対し、「大量の郵便物の場合は配達完了まで数日の猶予をお願いすることがある。今回も市選管には『4月5日ごろまでかかる』と伝えていた」と釈明。5日の配達がなかったことについては、「候補者が発送する『選挙はがき』の配達が重なり、そちらを優先した」と話した。口割れについては、「当初は3月29日の集荷をお願いしていた。事前に世帯ごとに入場券をまとめる作業をする時間がなくなってしまった」と弁解した。
 市選管と郵便局は今後の対応策について協議。「郵便局への入場券の引き渡し時期を早めるなど、できるだけ速やかに配達できるように努めたい」と話している。
 なお、総務省選挙課は「入場券がなくても、運転免許証や保険証など身分を証明するものを持参して選挙人名簿が確認できれば投票は可能」としている。
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赤穂民報より
 昨年の参院選でも同じペースで配達されたそうですが、そのときは「目立った苦情はなかった」(市選管)といいます。それだけ期日前投票の比重が高まっている表れかも知れません。配達の通数、時期が前もってわかっていることなので、もう少し速やかな配達をしてほしいと思います。

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