赤穂民報
5年ぶり「わが千種川」定演で(4月29日)
赤穂市民合唱団の「第25回定期演奏会」が5月15日(日)に赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で開かれる。赤穂の母なる川について歌う組曲「わが千種川」を5年ぶりに発表。団員らは「市制60周年の節目にふさわしい演奏会にしたい」と練習に励んでいる。
混成合唱曲「わが千種川」は「母なる川を讃え、モルダウに比肩する合唱曲を」と昭和61年に完成した。当時教育長だった木山正規氏が作詞、赤穂高校音楽部顧問の赤松秀幸氏が作曲。三室山を源に播磨灘へ注ぐ清流の表情や風情を流麗で荘重なメロディに乗せた叙情歌だ。
演奏会は4部構成で、1部は「ふるさと」「春の小川」など唱歌12曲のメドレー。2部は団員のアンケートで希望の多かった曲を披露。メーンの「わが千種川」は公募で集まった出演者を加えた総勢約80人で合唱する。
森角英規団長(49)=坂越=は「郷土の清流を残したい、大切にしたいと思わせてくれる歌。多くの人に聞いてほしい」と来場を呼びかけている。
大ホールで午後1時半開場、同2時開演。入場料500円。問合せは同館43・5111。
(定期演奏会へ向けて練習する赤穂市民合唱団)
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