赤穂民報

手をかけるほど公園に愛着(6月12日)

 芝生化モデル事業など住民主体の公園づくりが進められている元沖町の御崎第一公園で12日、元禄橋町自治会(亀井義明会長)が花壇を植え替え。会員約40人がアサガオ約60株とゴーヤー2株を植え付けた。
 花壇(長さ約35メートル、幅約40センチ)は公園東側の遊歩道に面し、今年2月に会員らの手で整備。最初に植えたパンジーが咲き終わり、「夏場に向けて緑のカーテンを作ろう」と高さ約2メートルのネットフェンスを設置した。
 近所に住み、自宅のガーデニングが市主催の「グリーンカーテンコンテスト」で昨年入賞した大和勉さん(65)が葉量の多い宿根種、涼しげな白と青の花が咲く西洋種など自家栽培した苗を提供。親子連れらが20〜30センチ間隔に植栽した。水やりも住民らが協力して世話をし、「できれば今年のコンテストに応募したい」(濱口義信副会長)という。
 ちょうど1年前、公園の西半分に植えた芝生は厚みを増し、裸足で遊ぶ子どもの姿が日常的に見られるように。今回植えた苗は、来月には花が咲き始め、8月になればゴーヤーの収穫も楽しめるという。濱口副会長は「住民みんなが愛着を持てる公園になってきました」と喜んでいる。

(住民主体の緑化活動が行われた御崎第一公園)

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