赤穂民報

三千年の地球の歴史(6月18日)

 今では、地球が丸いことは誰でも知っています。
 では、人類は三千年の歩みのなかで地球をどう考えていたのでしょうか。この絵本は世界各地の人々がかつて考えた地球の姿を紹介しています。
 島みたいな地球、多角形の地球、円形の地球…。紀元前1000年から語られてきた地球に対する豊かな想像力。地図帳で場所を確認しながら読んでいくと、それぞれの思いが伝わってきます。楽しみながら地球に興味をもってもらえる一冊です。
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『地球のかたちを哲学する』○文・絵/ギョーム・デュプラ○訳/博多かおる○西村書店
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。

(『地球のかたちを哲学する』 ○文・絵/ギョーム・デュプラ ○訳/博多かおる ○西村書店)

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