赤穂民報

お城通りに月一度の「満月バー」(7月21日)

 月に一度、満月の夜だけ営業する立ち飲みワインバーが加里屋のお城通りにオープン。大人の遊び心をくすぐるユニークな試みとして人気を集めそうだ。
 その名も「満月バー」。鎌倉で話題になっている店をヒントに市内の農家、漁師、飲食店経営者たちが「何かおもしろいことしよう」と始めた。ラーメン専門店経営の露野一彦さん(35)がお城通りの屋台式店舗を提供。シニアワインアドバイザーの資格を持つ岡田功さん(46)=元町=がワインを揃え、料理は御崎でイタリア料理店を営む西川明男シェフ(50)が地元産食材を使って腕を振るう。
 初回となった15日は岩ガキ、焼き塩ネギのバーニャカウダ、鴨ローストなど16品(各400〜500円)とフランス、イタリアを中心に24本のワイン(グラス400〜1000円)で午後6時半開店。夜の帳が降りるとともに客が集まり始め、上空に丸い月が浮かんだ8時ごろには立食テーブルを約30人が囲んだ。
 来店客からは「料理が小皿でリーズナブルなので、いろんなメニューを楽しめた」「立ち飲み形式なのが気軽でおしゃれ」などと好評だった。仕掛け人の一人、西川シェフは「初回としてはまずまず。市外からわざわざ電車に乗って来てもらえるぐらいの店に育てたい」とやる気を見せている。
 次回は8月14日(日)に開店予定。問合せはTEL45・7410。(赤穂らーめん麺坊)。

(初回からにぎわった「満月バー」)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer