赤穂民報

「お菓子放浪記」赤穂で上映会(9月2日)

 宮城県石巻市を主なロケ地として東日本大震災の前に撮影された映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映会(播州赤穂フィルムコミッション=BAFC=など主催、赤穂民報社共催)が10月6日(木)、中広の赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われる。入場料の一部が復興支援のため被災地に送られる。
 小説家・西村滋の自伝的作品が原作。孤児の少年がお菓子に夢と希望を持ちながら成長し、戦中戦後を生き抜く姿を描いている。昨年11月にクランクアップし、上映に向けて完成試写会を開いた翌日に震災が発生。エキストラとして出演した市民約570人の中には震災で亡くなった人もあるという。
 被災地支援の一環として全国各地で上映の機運が広まり、これまでに自主上映を実施あるいは予定している会場は約500カ所に上る。兵庫県でも上映推進委員会(井戸敏三・名誉顧問)が設立され、8月末時点で16会場が決まった。
 県下9番目の上映となる赤穂会場は小ホールで午後2時と同7時の2回上映。前売券(1000円)は同館窓口のほか本紙事務所でも販売している。問合せはBAFC事務局TEL43・8299(山本さん)。

(「エクレール・お菓子放浪記」の一場面=(C)2011「エクレール・お菓子放浪記」製作委員会)

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