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「マモルンジャー」に知事表彰(1月13日)

 生徒がヒーローに扮した寸劇でユニークな防犯啓発活動に取り組んでいる有年中学校に、「ひょうご地域安全まちづくり活動賞」が贈られることが決まった。生徒が主体となった活動の受賞は平成18年度に賞が創設されてから初めて。表彰式は2月10日(金)に神戸市中央区の県公館である。
 同校では昨年度、防犯対策委員会の生徒たちが「防犯戦隊マモルンジャー」を結成した。レッド、グリーンなど色とりどりのコスチュームを着た5人組で校区内の幼稚園や保育所へ出張。犯人役や被害者役なども生徒間で役割分担し、芝居を通じて交通事故や不審者への注意を呼びかけている。
 訪問先からは「楽しくて分かりやすい」などと好評。校内での関心も高まり、結成時に10人ほどだったメンバーは現在30人近くにまで増えた。委員会を担当する入潮賢和教諭(43)の話では、衣装をもう1セット購入して2チーム目を立ち上げようというプランもあるという。
 “マモブルー”を演じる委員長の山西健登さん(15)=3年=は「仲間や地域の人たちとのつながりが感じられる活動で、やりがいがある。後輩たちにも引き継いでほしい」と話していた。

(「ひょうご地域安全まちづくり活動賞」の受賞が決定した有年中学校「防犯戦隊マモルンジャー」)

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