赤穂民報
「今年はよい年に」とんど祭り(1月15日)
正月飾りなどを焼いて一年の無病息災を願う「とんど祭り」が15日、赤穂市内の各所で行われた。
尾崎の赤穂八幡宮(中村良廣宮司)では正月に拝殿前に飾った門松のマツを軸に高さ約18メートルの「とんど」を竹組み。午前6時半に世話人代表4人が松明を持って入場し、今年の恵方の北北西から順番に点火した。
この日は風のない穏やかな朝で、炎は均等に燃え広がった。世話人の一人、さつき町の坂本勲さん(70)は「今年はいい年になってほしい」と真っ直ぐ天に昇る火の粉を見つめた。
境内では恒例の餅まきもあり、日曜日ということもあって例年よりも多い約700人の人出。餅が投げられると、一個でも多く得ようと手提げ袋や帽子を広げて受け止めていた。
(大勢の人出でにぎわった「とんど祭り」=赤穂八幡宮)
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