赤穂民報｜ホテル山長の高田さんに全国表彰

赤穂民報

ホテル山長の高田さんに全国表彰（5月31日）

　国内約２万軒の宿泊施設が加盟する「全国旅館生活衛生同業組合連合会」が選抜した優良従業員に加里屋お城通りの「ホテル山長」勤務、高田節子さん＝塩屋＝が選ばれた。
　同連合会の創立５０周年を記念した特別表彰。勤続３０年以上で勤務成績が特に優秀な人を称えようと、兵庫県下では１１人が栄誉を受けた。赤穂市内では高田さんが唯一の受賞者。
　高田さんは３７歳のとき経理員として採用。病気で欠勤したことは一日もなく、コツコツと働いてきた。旅行代理店との折衝もこなし、フロントに立てば明るい笑顔で出迎え。赤穂を訪れた観光客に好印象を与えている。
　２６日に洲本市内のホテルで行われた県旅館ホテル生活衛生同業組合の通常総代会で奥田眞理事長から表彰状が伝達された。
　山本明社長（７６）は「先代のときから支えてくれた功労者で、うちにはなくてはならない存在」と賞賛。
　「いろんな人と接することができるのが楽しい」と仕事の魅力を語る高田さんは「これまでがんばってきてよかった」と素直に表彰を喜び、「元気なうちは働いていたい」と笑顔で話していた。