赤穂民報

女人義士が華やかに「春の義士祭」(4月2日)

 春の赤穂を彩る「大石神社 春の義士祭」が4月8日(日)に開催。加里屋のお城通りを午後1時から3時ごろまで歩行者天国とし、女性47人による「女人義士行列」、塩を城へ献上する様子を再現した「御塩道中」などが練り歩く。雨天決行。
 名物行事となった「女人義士行列」は市内外から公募で集まった8歳から80歳までの女性47人が義士装束をまとう。赤穂特産の塩にちなんだ「御塩道中」は塩を盛った木桶を天秤棒で担いで行進。女人義士たちが神社拝殿前、旅館山長前、大黒屋前の3カ所で塩の小袋計1000袋を観客に振る舞う。
 上仮屋獅子保存会、赤穂でえしょん悦輝など地元グループも出演する。初参加の「かいの木連」は備前市民による阿波踊り団体。約50人が来穂し、にぎやかな舞いを披露する。
 また、同神社の境内参道で午前9時から植木市。大石邸庭園では同10時から邦楽演奏とお茶席がある。奉祝行事として、少年剣道と弓道の武道大会も行われる。
 当日はボランティアガイドが同神社と花岳寺で現地説明する町歩きイベントも。いずれかの社寺でスタンプを押した先着1000人に焼きアナゴや地酒などが当たる抽選会をJR播州赤穂駅2階の観光案内所で行う。

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