赤穂民報
まつぼっくりのぼうけん(4月7日)
川に落ちた5つのまつぼっくりが、川を流れて旅をするという、とてもおもしろくわくわくさせられる絵本です。
この絵本に登場するまつぼっくりのように千種川を源流から河口まで旅してみたいものだと思いました。いろいろと面白いことが見えてくることでしょう。
戦後60年余り経ち、人々のくらしの変化に伴って山、川、そして海も大きく変わっていきました。災害も次から次へと起こりました。しかし、人々は、その原因が自分たちにあるということに気付かなくなりました。
この絵本により、改めて自然とは何かを考え直すことができたような気がします。
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『まつぼっくりのぼうけん〜川といっしょにたびをした 五つのまつぼっくりのおはなし』○文/ブリギッテ・シジャンスキー○絵/バーナデット・ワッツ○訳/松岡享子○瑞雲舎
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。
(『まつぼっくりのぼうけん〜川といっしょにたびをした 五つのまつぼっくりのおはなし』 ○文/ブリギッテ・シジャンスキー ○絵/バーナデット・ワッツ ○訳/松岡享子 ○瑞雲舎)
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