赤穂民報

春うらら、県文化財でサロンコンサート(4月15日)

 加里屋の赤穂市立民俗資料館(片山★一館長=★は金に英)で15日、春恒例の「サロンコンサート〜花びらに寄する思い〜」が開かれた。
 塩務局庁舎として明治41年に建てられた同館は県指定有形文化財の建造物。屋内は白漆喰の壁、浅葱色の天井や柱がレトロな雰囲気を醸し出している。
 サロンコンサートはサクラの時期に毎年開催。農神町の声楽家、小川真澄さん(61)と本水尾町のギター奏者、尾上克彦さん(48)の共演で今年21回目を迎えた。
 尾上さんの伴奏で小川さんが「春」「赤穂市歌」などをソプラノ歌唱。毎回一校ずつ紹介する“校歌シリーズ”は「春は春はいらら山の若緑―」と赤穂西中学校の校歌を元気に歌い上げた。尾上さんのソロ演奏を含めて14曲を奏で、窓からの光がやさしく差し込む館内に柔らかな音色が響いた。
 2回公演で計約160人が来場。午前の部を夫婦で鑑賞した正保橋町の入江良子さん(59)は「建物の雰囲気に歌声とギターがマッチして、とても素敵でした」とステージへ拍手を送っていた。

(民俗資料館で開かれた「サロンコンサート」)

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