赤穂民報

サボテンのような珍しいミズナ(5月5日)

「まるでサボテンのような珍しいミズナが畑に出来ました」と情報提供があったので、見に行った。
 通常は細い棒状であるはずの茎が幅10センチ、厚さ6〜7ミリほどあり、確かにサボテンのように見える。黄色い花、のこぎり状の葉は、まさにアブラナ科のミズナの特徴。背丈は約1・3メートルにまで伸び、よく観察すると、茎が十数本分ひっついたまま大きくなったようだ。
 畑を世話する浜市の山根久美子さん(71)の話では、その場所では昨年にミズナを育てたが、今季はダイコンとハクサイを栽培したという。
 兵庫県立農林水産技術総合センターに本紙が尋ねたところ、「おそらく、他の種と交雑したのでしょう」とのことだった。もともと、アブラナ科の植物は交雑しやすい傾向があり、ダイコン、ハクサイも同じ仲間。ただし、何と入り交じったかを特定することは難しいとのことだった。
 数年前には別の畑で「びっくりするぐらい大きなサツマイモができた」と話す山根さん。「次は何ができるのやら」と近所の人たちと談笑していた。

(幅広な茎が、まるでサボテンのようなミズナ)

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