赤穂民報

梅雨晴れに「お田植祭」(6月17日)

 古式ゆかしく五穀豊穣を祈願する「お田植祭」が17日、加里屋西沖の大石神社斎田であった。観覧者を含めて約100人が来場し、梅雨の晴れ間の中、菅笠をかぶった早乙女たちが早苗を植えた。
 平成16年の「国際コメ年」に復活して9回目の行事。今年も関西福祉大学の女子学生10人が早乙女に扮した。「お田植え始めー」の号令とともに合図の太鼓。ウルチ米の「ヒノヒカリ」を横一列になって植え進み、祭壇前では巫女が「浦安の舞」で豊作を祈った。
 斎田は約500平方メートルあり、順調に生育すれば10月の「抜穂祭(ぬいぼさい)」で2俵半を収穫できる見込み。両親らと来場し、途中から田植えに飛び入り参加した中広の小学3年生、阿閉元星(あとじ・げんせい)君(8)は「三角のおにぎりが好き。刈り取りが楽しみ」と話していた。

(好天に恵まれた大石神社の「お田植祭」)

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