赤穂民報
誓いの“血判”忠臣蔵W実行委が船出(7月4日)
赤穂義士祭前の一週間に多彩なイベントを盛り込むことを目的とするボランティア団体「忠臣蔵ウイーク実行委員会」が4日設立。「義士祭に新しい風を吹き込もう」とスタートを切った。
上仮屋南の城西公民館で開かれた設立総会には約70人が参加し、規約と役員などを承認。「故郷のために精一杯努めます」などと誓いの言葉が記された“血判状”に署名捺印し、義士にちなんだ方法で同志の絆を結んだ。
公募で集まったメンバーは20〜70代で職業もさまざまな多彩な顔ぶれ。今後は月2回のペースで会合を開き、各自の趣味や特技を活かしながらイベントの企画立案を進める。
片浜町の主婦、木橋緻嘉子さん(52)はインターネット交流サイトで取り組みを知り参加。「魅力ある祭りになるように頑張ってアイデアを出したい」と意欲を話した。実行委員長に選任された発起人代表の矢野英樹さん(42)は「赤穂をよくしたいという熱意を持った人ばかりで感激した。この仲間で最高の一週間を作り上げる」と、ますますやる気を出していた。
(義士にちなんで“血判状”も登場した「忠臣蔵ウイーク実行委員会」の設立総会)
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