赤穂民報

畿内から中四国の土器特別展(8月1日)

 東瀬戸内地域の各遺跡で発掘された装飾土器を多数集めて紹介する特別展「装飾土器と搬入土器−弥生時代の墓とマツリ−」が有年楢原の赤穂市立有年考古館(宮崎素一館長)で開かれている。
 畿内から中四国にかけて38遺跡で出土した約180点を展示。地域によって異なる形状や文様を間近に見ることができる。入館無料。
 赤穂市教委が有年牟礼・山田遺跡で昨年度に発掘した弥生終末期とみられる大型複合口縁壺、装飾壺などを接合復元して初公開。たつの市の新宮東山古墳群から見つかった古墳時代末期の土器棺、岡山県真庭市の中山遺跡で出土した弥生後期の特殊器台(高さ約1・4メートル)などを展示する。
 9月3日(月)まで午前10時〜午後4時(入館は3時半まで)。火曜休館。
 なお、特別展の記念シンポジウム「激論!邪馬台国時代の墓・マツリ・社会変化」を8月5日(日)午後1時から有年公民館で開催。桜井市纏向学研究センター長の寺沢薫氏ら専門家による基調講演とパネル討論を行う。参加無料で先着200人を受け付ける。問い合わせは同考古館TEL49・3488まで。

(有年考古館で開催中の特別展で展示されている土器)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer