赤穂民報

ルビーのようなコガネムシ(7月29日)

 「赤いコガネムシを見つけました。珍しくないですか」と有年横尾の女性から電話があり、見に行った。
 体長2センチほどで形は確かにコガネムシ。羽だけでなく手足も光沢のあるルビー色で、角度によっては虹のような玉虫色にも。7月26日朝、自宅の玄関先で見つけ、「幸運の使者かも」と女性はその日のうちにサマージャンボ宝くじを購入した。
 しかし、本紙が「コガネムシ研究会」(事務局・東京都杉並区)に写真を送ったところ、北海道から九州まで広く分布する「オオセンチコガネ」と判明。動物の糞を食べる仲間で、近年はシカの生息地拡大に伴って分布域を広げているという。
 「そういえば、家の周りはシカの糞がいっぱい」と女性。がっかりしたかと思いきや、「やっぱりウンがありそう」と宝くじ当選の期待を高めていた。

(ルビー色に光るオオセンチコガネ)

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