赤穂民報

災害に備えて援助訓練(8月17日)

 防災意識と災害救護活動の技術を高めようと、赤穂市赤十字奉仕団などが主催した西播磨地区の研修大会が17日、加里屋の市民総合体育館であり、4市3町から約200人が参加した。
 同大会は日本赤十字社兵庫県支部と各市町の奉仕団が3年前から行い、赤穂では初めて。同支部の職員約10人を講師に心肺蘇生法やAED操作、棒2本と衣服を使った簡易担架作りなどを練習した。
 車いす搬送訓練では約10センチの段差を登り降り。座っている人のつま先が段に当たらないように気を配ることや衝撃をやわらげるためにゆっくりと移動することなどを学んだ。
 同奉仕団の山田和子委員長(59)は「災害はいつ起こるか分からない。万一のときは自分から率先して行動できるようになってほしい」と話していた。中広の小学5年、中田秀汰君(11)は「子どもと大人では心臓マッサージの方法が違うことが勉強になった。困っている人を助ける自信が付いた」と感想を話した。


(災害に備えて訓練を行った西播磨赤十字奉仕団研修大会)

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