赤穂民報
子供会が「飛び出し坊や」手作り(8月19日)
走り出そうとしている子どものイラストで交通安全を呼び掛ける「飛び出し坊や」の手作り看板を大津の「湯の内子供会」が製作した。中学生が原画を描き、園児と小学生が色塗り。地区内を通る県道沿いに設置する予定だ。
湯の内地区は大津と西有年を結ぶ県道が縦断。子どもたちの通学路でありながら、スピードを出して通過する車もあるという。先月には車を避けようとして転倒した小学1年の女児がけがをした事故があった。
10年以上前に自治会が設置した「飛び出し坊や」の看板3枚は老朽化により破損。製作を通して子どもたちの交通安全意識も高まるのではと、子供会で手作りすることにした。
出来上がった看板は縦約60センチ、横約55センチで「男の子」と「女の子」の2種類計6枚。大人がベニヤ板をカットし、子どもと保護者約15人が丁寧に塗装。「飛び出し注意」「学童路」の文言を添えた。
塩屋小4年の川端息吹君は「車はゆっくり走ってほしい」と話していた。
(交通安全看板を製作する湯の内子供会の人たち)
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