赤穂民報

初出場で西日本ハーモニカ3位(8月27日)

 25日に大阪府堺市で行われた第9回西日本ハーモニカコンテストで元塩町の赤穂市職員、尾崎雄三さん(57)が「複音ソロの部」で銀賞。ハーモニカサークルの仲間たちから祝福されている。
 コンテストは2年に一度開かれ、今大会にはCDによる事前審査を通過した7部門30人がエントリー。「複音ソロの部」は最多の12人が演奏を競った。
 演奏歴5年目の尾崎さんは今回が初めてのコンクール。短調ハーモニカでロシア民謡「行商人」を情感豊かに披露したが、緊張のあまりに「途中でフレーズを飛ばしてしまった」と思い込んだ。しかし、実際は大きなミスなく旋律をホールに響かせ、得点314点で第3位。あと6点で金賞に届く高得点だった。
 「大会へ向けて1000回は練習したので、体が覚えていたみたい」と尾崎さん。「年を取ってからでも楽しめるし、複式呼吸が健康にも役立つ」とハーモニカの魅力を語る。所属サークルではメンバーに技術をアドバイスする立場で、「赤穂にもっと愛好者を増やしたい」と話していた。

(西日本ハーモニカコンテストに初出場で3位に入賞した尾崎雄三さん)

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