赤穂民報
児童がJR乗務員に感謝の花束(9月4日)
新学期初日の3日、福浦のJR備前福河駅で電車通学の赤穂西小学校児童17人が、日ごろの感謝を込めて電車の乗務員に花束を贈呈した。
同地区(福河村)は昭和38年9月1日に岡山県和気郡日生町から赤穂市に編入。同小は赤穂市内の公立小中学校で唯一電車通学が認められている。今月にJR赤穂線全線開業から50周年となったのに合わせ、「長年にわたって子どもたちを安全に運んでくれたことへの感謝」として福浦本町自治会と同新田自治会が花束贈呈を企画した。
児童たちが毎日利用する午前7時37分発の上り列車を保護者、地域住民ら約30人が日の丸の手旗を振って出迎え。児童代表が「いつもありがとう」と運転士、車掌に花束を手渡した。
6年生の山脇美咲さん(11)は「電車がなかったら峠を歩かなくてはならないので大変。感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。
(JR乗務員に感謝の花束を贈る福浦地区の児童)
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