赤穂民報

日中友好の国際音楽コンで1等(9月14日)

 日中両国の一般、学生が参加した「第4回中国音楽国際コンクール」(NPO国際音楽協会など主催)で、声楽部門に出場した赤穂中学校コーラス部(稲家里美顧問、14人)が1等賞を受賞した。
 同コンクールは中国音楽の普及と国際交流を目的に平成18年から隔年で開催されている。声楽、ピアノ、器楽の3部門計168組が本選目指して演奏を披露。同部はOB3人を加えたメンバーで出場した。
 赤穂中がエントリーした声楽部門は課題曲、自由曲とも中国語の歌詞のまま歌うことが条件。部員たちは、中国人が歌詞を朗読したテープを何度も聞いて練習を積んできた。22組に絞られた本選でも成果を発揮し、初めての出場で特等賞3組に次ぐ1等賞に輝いた。
 同部が中国音楽を歌い始めたのは5年前。稲家顧問が「音楽の新しい感覚を身に付けてほしい」と弾き語りを披露したのがきっかけだった。部長の横山晴香さん(15)=3年=は「中国の歌は曲が素朴で情景が浮かんでくる。歌は国境を越えると思いました」と受賞の喜びを話していた。

(中国音楽国際コンクールで1等賞に輝いた赤穂中コーラス部)

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