赤穂民報
北爪前市長らの上告棄却、1億3000万円賠償が確定(6月17日)
経営破たんした赤穂市の第3セクター「赤穂駅周辺整備事業」をめぐり、社長の豆田正明市長が前社長の北爪照夫前市長ら元役員2人に約4億8000万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷が10日、北爪元市長側の上告を棄却する決定を出していたことがわかった。
同社から報告を受けた赤穂市が17日に発表。北爪前市長らに約1億3000万円の賠償を命じた一審判決が確定した。
一審判決では、建物買取りの際に消費税の還付手続きを怠ったことや、「プラット赤穂」の一部テナントの光熱水費を肩代わりしたことについて、「取締役としての注意義務、忠実義務を怠った」と責任を認定。今年1月の控訴審判決でも大阪高裁が北爪前市長らの訴えを棄却し、一審判決を支持していた。
最高裁棄却決定の知らせを受け、同社社長の豆田市長は16日、「弁護士の意見を聞いた上で取締役会で協議し、回収に向けた処理を進めたい」とのコメントを出した。
カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ
読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり
取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針
赤穂民報社