赤穂民報

赤穂出身「竹博士」室井綽さん逝去(10月11日)

 赤穂市出身の農学博士で竹類の生態研究の第一人者として知られる室井綽(ひろし)さん=日本竹笹の会・会長、明石市大久保町=が10月5日、肺炎のため神戸市内の病院で亡くなった。98歳。
 室井さんは有年原生まれ。上郡農学校、盛岡高農(現岩手大農学部)で学んだ。第二神戸中(現兵庫高)の教諭として勤務するかたわら、昭和31年に「富士竹類植物園」(静岡県駿東郡長泉町)の初代園長に就任。「日本竹笹の会」の会長として研究をリードし、“竹博士”と呼ばれた。
 県生物学会長、姫路学院女子短大教授などを歴任し、『竹の世界』『竹類語彙』など著書多数。

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer