赤穂民報

多色刷り木版画の個展開催(10月12日)

 日本板画院の公募展で6年連続入選し、今年「院友」になった男性が喜寿を記念して開く「竹田忍 木版画展」が10月12日(金)から中広の赤穂市立図書館で行われる。入選作をはじめ、これまでに自身が制作した作品すべてを一堂に展示。色鮮やかな多色刷りの力作を披露する。
 竹田忍さん(77)=塩屋=は退職後の趣味として平成15年に西宮市内の版画教室へ入門。複数の版木を重刷して一つの作品を仕上げる多色刷りの魅力に引き込まれた。風景や歴史的建造物などを主なモチーフに精力的に創作。入門から4年後には同院主催の「板院展」に初応募で入選した。それ以来、選外は一度もなく、3年前には応募した2作品とも入選したこともある。
 版画を始めてから今年でちょうど10年。本展では版画教室で初めて彫った習作から新たな技法を取り入れた最新作まで全作品64点を展示する。
 「最後の版を刷り上げて思い描いた通りの作品になったときの喜びはたとえようがない」と語る竹田さん。「展示を通して、多色刷り木版画のおもしろさを伝えることができれば」と話している。
 14日(日)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後6時(最終日は4時まで)。

(木版画制作10年と喜寿を記念して個展を開く竹田忍さん)

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