赤穂民報

川柳講座1周年で初句会(10月21日)

 昨年10月に発足した「赤穂川柳講座」がこのほど初めての句会を開いた。
 「赤穂に川柳文芸を根付かせたい」と、加里屋の大上尚子さん(73)が代表世話人になって発足。「時の川柳社」副主幹で神戸川柳協会理事長の濱邉稲佐嶽氏(70)を講師に、毎月第2金曜日に中広の市文化会館で開講してきた。
 御崎の桃井ミュージアムで行われた初句会には濱邉氏が姫路で主宰する「夢人会」の4人を含めて23人が参加した。「塩」と「逢」の2題で各人が一題につき2句ずつ出句。濱邉氏と「夢人会」の大谷慧水氏が選者を務めた。
 「青空が塩辛トンボを赤にする」
 「青春の逢瀬の浴衣色も褪せ」
 選者から入選句が読み上げられるたびに作り手が「香子」「美佐子」などと自分の名前を名乗り出た。参加者のほとんどは句会が初体験。特有の緊張感や入選の感激を味わった。
 大上さんは「川柳のおもしろさ、魅力を感じていただけたのではないでしょうか。今後も一人でも多くの方に川柳を楽しんでほしいです」と話していた。
 同講座についての問い合わせは大上さんTEL43・4428。

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