赤穂民報

全国理容競技大会へ連続出場(11月3日)

 各都道府県予選を勝ち抜いた理容師が整髪技術を競う「第64回全国理容競技大会」(11月19日、富山市総合体育館)に尾崎の中濱健太さん(26)が出場する。前回大会は初出場で8位入賞。「今度こそ優勝を」と意気込んでいる。
 中濱さんが出場するのは、「プライズ」と呼ばれる最新髪型が課題の第3部門。パートナーの男性モデルに対し30分間の持ち時間でカットと仕上げを施術し、衣装とのバランスを含めた出来映えを審査員が採点する。
 赤穂東中から岡山明誠高を卒業した中濱さんは姫路理容美容専門学校に通学しながら大津の「ヘアーシャングリラマツバラ」でアルバイト。卒業と同時に同店へ就職し、21歳で国家試験に合格した。全国大会の予選を兼ねた兵庫県大会には「自分の力量を知りたい」と理容師になってから毎年参加している。
 前回の全国大会は県2位で出場。初めてで8位の結果は周囲には健闘と映ったが、「目標は優勝」と満足せず、営業時間後に毎日2時間以上の自主練習を続けてきた。その成果が実り、今年5月の県大会は出場6度目で初V。“兵庫チャンピオン”として全国大会へ駒を進めることになった。
 全国大会に10度の出場を誇り、6位敢闘賞の経歴を持つ店主の松原智哉さん(40)は「努力家で技術は着実にアップしている。前回以上の成績を残せるのでは」と期待。中濱さんは「全国優勝して自分のサロンを開くのが将来の夢。ばっちりコーディネートしたい」と活躍を誓っている。

(全国理容競技大会に2大会連続で出場する中濱健太さん(右))

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