赤穂民報
マモルンジャーに颯爽テーマ曲(11月23日)
生徒がヒーローに扮して交通安全や犯罪被害予防を呼び掛ける有年中学校(山根英樹校長)の「防犯戦隊マモルンジャー」にテーマ曲がこのほど完成した。防犯寸劇のBGMとして活用することになり、「歌詞もメロディーもかっこいい」と“隊員たち”にも好評だ。
「防犯対策委員会」の取り組みとして2年前に誕生したマモルンジャー。高齢者福祉施設や幼稚園などで「振り込め詐欺編」「不審者編」といった寸劇を上演し、お年寄りから子どもたちまで大人気だ。先輩たちの勇姿を見た下級生が後に続き、今や全校生徒の6割近い51人が委員会に所属。コスチュームを着けて“変身”できる5人には多くの希望があるという。
テーマ曲は「そろそろオリジナルのBGMを」と顧問の入潮賢和教諭(44)が依頼。創作踊り「でえしょん」の作曲者でもある有年横尾のアマチュア・ミュージシャン、平田親弘(ちかひろ)さん(44)が作詞も含めて引き受け、「文化祭に間に合わせよう」と6日間で作り上げた。
タイトルは「立ち上がれ!マモルンジャー」。明るく前向きな歌詞にリズムが弾む元気な曲調は“正義の味方”にふさわしい。「イメージにぴったりで、やる気が湧いてくる曲」と山下大智(だいち)委員長(15)。平田さんは「マモルンジャーが引き立つように作った。ますます愛されるキャラクターに成長してほしい」と願いを話していた。
マモルンジャーの活動は12月9日(日)午前10時からサンテレビ「ひょうご“ワイワイ”」で紹介される予定。10日(月)午後6時に再放送あり。
(平田親弘さんからテーマ曲をプレゼントされた有年中の防犯対策委員会)
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